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トンボの抜け殻

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トンボの抜け殻

[和名・種類]

トンボの抜け殻

[学名]

Libellulidae

[英名]

Cast-off shell of the dragonfly

[名前の由来]

蜻蛉の抜け殻。トンボの抜け殻のこと。

[分布]

日本各地

[科名]

トンボ目トンボ科

[体色]

褐色

[時期]

6月・7月・8月

[特徴・生態]

 小形〜中型のトンボの仲間。世界中に139属912種が生息し、日本国内では約63種が生息しています。
 成熟すると体色が変化するものが多く、オスは白い粉で覆われる種類もあります。胸部は箱形で、よく発達した長い2対の翅を持ちます。2対の翅を交互にはばたかせて飛行し、空中で静止(ホバリング)することもできます。腹部は細長く、後方へ伸びます。
 生活型は卵→幼虫→成虫の不完全変態(半変態)を行います。
 多くはメスが単独で産卵します。雌雄が連結して産卵する種類もいます。植物の組織内、土中に産卵するもの、水面で腹先を売って産卵するものなど、いくつかのグループがあります。
 幼虫は楕円形のヤゴで、腹先に尾(エラ)はありません。多くは止水性で、池沼や湿地など、流れのない場所に生息しています。
 食べ物は、他の昆虫を捕えて食べます。

[レポート]

 トンボの抜け殻の写真です。
 偶然に見付けることができた、トンボの抜け殻。セミの抜け殻は見かける機会が多いのですが、ヤゴの抜け殻は見かける機会が少ないですね。湿地な沼などは、宅地開発などで埋め立てられてしまうので、水辺の環境がほとんどなくなってしまったんですよね。水田もなくなってしまったし。
 ヤゴを見かける機会もなくなっちゃいましたねー。池とかあっても、ボウフラとかしかいないんだよなー。石をひっくり返したりすれば、ヤゴが見付けられるかもしれないんだけど。デジカメを持って、水中に手を突っ込んだりする気にはなれないし。水上から見付けたとしても、水面が反射しちゃってヤゴの写真は撮影できないし。
 まさか、ヤゴの抜け殻を見付けることができるとは、思ってもいませんでした。セミの抜け殻は地上にあるから、いつまでも植物に付いて残っているんだろうけど。ヤゴの抜け殻は、すぐに水面に落ちてしまうと思っていたので。
 昆虫に詳しい人なら、ヤゴの抜け殻を見れば、トンボの種類を特定できるのかもしれないけど。そこまで詳しくないので、トンボの種類は特定できませんでした。

[写真撮影]

2008年06月19日

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