岩に穴を開けた、ニオガイの写真です。
岩が穴だらけになっています。ハチの巣のように、たくさんの穴が開けられています。こうした岩が、たまに海岸に打ち上げられていたりします。貝殻拾いをしていると、打ち上げられているものを見付けたりもします。大型のものになると、海辺の神社や寺院などに、奉納されていることも多いです。重いし、置き場所もないので、落ちていても拾わないんだけど。
岩に多数の穴を開ける犯人が、穿孔貝と呼ばれる貝の仲間たちです。穿孔貝の代表的な貝が、ニオガイだと思います。
岩に穴を開けるくらいだから、かなり頑強な貝殻だろうって思うかもしれませんが。かなり薄くて、簡単に割れてしまう貝殻です。貝殻の表面にあるトゲを使って、グリグリと穴を開けていきます。どのくらいのペースで穴を開けるのかわかりませんが、1年で2mm〜3mm程度なんじゃないかなーって思います。
ニオガイが岩に穴を開けている様子、良くわかるような写真だと思います。
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