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イボキサゴ


イボキサゴ

[和名・種類]

イボキサゴ

[学名]

Umbonium moniliferum

[英名]

-

[名前の由来]

疣喜佐古。

[分布]

東北〜九州

[科名]

巻貝綱(腹足綱)オキナエビスガイ目(原始腹足目)ニシキウズガイ科

[特徴・生態]

 内湾の干潟の砂泥底に大群をなして生息するニシキウズガイ。
 殻高は約1.6cm、殻径は約2.2cmになります。殻表には細い螺溝があります。縫合にイボのある個体もありますが、ない個体も多いです。殻底は広い臍盤に覆われていますが、外洋性のキサゴより臍盤の面積比率が大きくなります。模様は細かいですが、個体差があります。
 内湾の干潟に棲み、1uあたり1000個体〜2500個体もが棲みます。真冬の繁殖期が終わった春には、ひとつの干潟に3000万個もいますが、秋までには半分くらいになってしまいます。寿命を終えるものもいますが、ワタリガニなどの天敵に食べられてしまいます。

[観察・感想]

 貝殻拾いをしていると、良く見かける貝殻のような気がしますが・・・。良く似た種類にキサゴと、ダンベイキサゴがいるので、見分けるのが難しいです。裏返してみると、見分けることができますが、滑層の大きさで見分けるので慣れないと難しいです。
 いちよ滑層の大きいものがイボキサゴ、滑層の小さいものがキサゴ、螺溝がないのがダンベイキサゴといったところでしょうか。実物を並べて見比べていれば、そのうち見分けられるようになるかな?僕には見分けられないけど(^^;)
 食用にもなるけど、たくさん採れたから田畑の肥料に使われたりもしたみたいです。子供がおはじきにして遊んだりもしたみたい。

[写真撮影]

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