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カニモリガイ


カニモリガイ
[和名・種類]

カニモリガイ

[学名]

Rhinoclavis kochi

[英名]

Koch's vertagus

[名前の由来]

蟹守貝。ヤドカリが住む貝のこと。

[分布]

本州以南、インド洋・西太平洋

[科名]

巻貝綱(腹足綱)ニナ目(中腹足目)オニノツノガイ科

[特徴・解説]

 外洋の水深20mまでの砂底に生息する、オニツノガイの仲間。
 殻高は4cm、殻径は1.4cmになります。螺層は17階で、各層に3本の螺肋があり、その上に尖ったイボが並び鮫肌状になります。褐色で、縫合の下に黄褐色のすじがあります。殻口は小さい紡錘形で、外唇はやや厚くなります。蓋は卵形で、質は薄いです。
 夏に細いひも状の卵の塊を、産卵します。
 生物の死骸や糞などの微細な有機物粒子を食べます。

[観察・感想]

 打ち上げられたカニモリガイの写真です。
 貝類としては、海底の砂底に普通に生息しているので、レアな貝殻ではありませんが・・・。貝殻拾いをしていても、そういつも拾える貝殻ではないので、見付けると嬉しい貝殻です。たくさん拾える貝殻と、あまり拾えない貝殻、ほとんど拾えない貝殻の3種類に分類するとしたら、「あまり拾えない貝殻」になります。
 嬉しい理由のひとつとしては、形が綺麗ってこともありますね!!綺麗な円錐形で、シュッとした形をしています。こうやって、形が綺麗な貝殻っていうのは、見付けると嬉しいんですよー。
 自分がいつも行く場所にはあまり打ち上げられていないのか、外洋に生息するので東京湾内には打ち上げられないのか、理由は良くわからないんだけど。浅い場所から深い場所まで、かなり幅広く生息しているらしいです。

[写真撮影]

2009年03月28日

野比海岸
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