[名前] |
ソデイカ |
[学名] |
Thysanoteuthis rhombus |
[名前の由来] |
袖烏賊。腕にある広い泳膜が着物の袖に似ているため。 |
[分布] |
世界各地 |
[科名] |
ソデイカ科ソデイカ属 |
[特徴] |
世界中の暖海の深海に生息する大型のイカです。水深300m〜600mの深い海に生息しています。
外套膜長は約80cm、重さは10kg以上になる大型のイカです。以前はまれに漁獲されることがある程度でしたが、現在は食用として漁獲されています。
外套膜(胴)の全長におよぶ長さのヒレがあり、広げると体が菱形になります。腕の保護膜は極めて広く、腕の大吸盤の角質環には20個〜26個の鋭い歯があり、触腕のそれには15個〜20個の細かい歯があります。
1971年03月02日、横須賀市鴨居沖の東京湾で捕獲されたものです。 |
[感想] |
1971年に捕獲され、博物館に寄贈されたソデイカです。当時は食用ではなかったみたいですね。現在は食用のイカとして売られています。ロールイカ、ロケットイカ、ステーキイカ、アカイカなどの名前で流通しているのが、ソデイカです。一度冷凍しないと、美味しくないらしい。
この写真は標本のソデイカなので、ちょっと気持ちが悪いかもしれません(^^ゞ。見ちゃうと食欲がなくなっちゃうかな?生きているイカは、普通のイカなので大丈夫だと思うのですが・・・
スーパーでは切り身で売ってるから実際のサイズがわかりづらいんですが、実物は巨大イカです。 |
[撮影日] |
2006年12月13日 |
[関連ページ] |
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