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チューリップ


チューリップ
[和名・種類]

チューリップ

[学名]

Tulipa gesneriana

[英名]

Tulipa, Tulip

[名前の由来]

ちゅーりっぷ。学名から。
別名、鬱金香(うこんこう、うっこんこう)。

[分布]

中央アジア〜地中海沿岸地方原産説が有力

[科名]

ユリ科チューリップ属

[花色]

赤色黄色白色ピンク色オレンジ色紫色など

[花期]

4月

[特徴・解説]

 中央アジア〜地中海沿岸地方原産の球根植物。
 赤褐色の膜質の皮を被った鱗茎を持ち、春に広披針形の葉を2枚〜3枚出します。
 花茎を伸ばし、その先端に美しい大形の花を上向きに1個つけます。花は内外の花被片を各3枚持ち、雄しべは6個、柱頭は3裂します。
 正確な原産地は不明ですが、トルコで栽培されていたものが16世紀にヨーロッパに渡り、オランダを中心に品種改良が行われました。現在では多数の園芸品種が生まれています。日本国内では、新潟県、富山県を中心とした日本海沿岸で球根栽培が盛んです。
 植え付けは9月下旬〜10月頃に行い、砂質土壌が適しています。花の後、葉が黄変したころに球根を堀り上げて陰干しします。
 花壇や切り花用に向くダーウィン系は花茎が約60cmになる高性で、4月頃に咲きます。早咲き系は一重咲きと八重咲きがあり、矮性で鉢植えに向きます。ダーウィン系と早咲き系の2系の交配によって生まれたトライアンフ系は両者の中間性です。晩成種としてはコテージ系、ユリ咲き系などがあります。花被片に切れ込みがあって平開するパロット系はダーウィン系の変種です。

[観察・感想]

 花壇に植えられていたチューリップ。チューリップの名前の語源は、キスがしたくなる唇、つまりチューがしたくなるリップであることから、チューリップという名前が付けられました。
 って、そんなわけないですよね。
 真っ白で綺麗なチューリップが咲いていました。真横から撮った写真もあるんですが、花が白いのであんまり変化がなくて・・・。そこで、真上から花の内部を覗き込むように写真を撮ってみました。普段はあまり変わった写真の撮り方とかせず、撮りたいものを真ん中にして撮っているだけなんですが、たまには変わったのもいいかなーって思って。
 子供の頃に花の絵を描くと言ったら、まず最初にチューリップの花を描くかもしれません。そのくらい特徴的な花ですが。花の内側も、意外と特徴的なんですよ。これほどしっかりとした雄しべと雌しべがあるのに、種子はほとんどできないんですよー。他家受粉でないと結実しないので、他の品種のチューリップとじゃないと種子ができないんです。チューリップは開花期が短いので、他家受粉は難しいんです。

[写真撮影]

2009年03月28日

横須賀市野比
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