[和名・種類] |
エノキタケ |
[学名] |
Flammulina velutipes |
[英名] |
Velvet stemmed agaric |
[名前の由来] |
榎茸。エノキに生えることから。
別名、ユキノシタ(雪ノ下)、ナメタケ、ナメススキ。 |
[分布] |
世界各地 |
[科名] |
キシメジ科エノキタケ属 |
[花色] |
黄褐色〜茶褐色(キノコ:白色に掲載) |
[花期] |
11月・12月・1月・2月・3月 |
[特徴・解説] |
カキ、エノキ、コナラなどの広葉樹の枯幹、切り株上に束生する木材腐朽菌のきのこ。
傘は3cm〜5cmになり、最初は球形で、のちに平開して、ついいは縁が反り返ります。表面は粘性が強く、黄褐色〜茶褐色で、周辺は淡色です。
ひだは上生し、やや疎らで、白色〜淡クリーム色です。
柄は軟骨質でビロード状の細毛で覆われ、黄褐色〜暗褐色です。下部は黒色です。中は中空になっています。
食菌としてお馴染みのきのこですが、野生種と栽培品とはまるで違います。色や形だけでなく、味も異なります。光を当てずにビン栽培したものです。おがくずと米ぬかで栽培します。古くから利用されていて、江戸時代初期の書物に、栽培方法が記されています。他種が少ない冬のきのこの代表格で、英語では「ウインターマッシュルーム」、日本でも「雪の下」の別名があります。 |
[感想] |
なっ、なんとー、自宅の庭からエノキタケが生えてきたー!!
って、そんなわけないか(^^;)。スーパーで購入してきたエノキタケです。少しでも植物図鑑を充実させようと思って、わざわざ購入してきましたー。
野生のエノキタケは、枯木に生えるキノコです。茶色くて、もっとしっかりとした形をしたキノコなんですが。栽培されているエノキタケは、まったく異なる形をしています。日光を当てずに栽培するので、真っ白でヒョロヒョロと細長く育ちます。栽培されたエノキタケよりも、野生のエノキタケの方が風味が強くて美味しいらしいです。野生のエノキタケは食べたことがないので、実際にどんな味なのかわからないんですが・・・
キノコは独特の形をしているので、その姿から嫌いな人も多い食品ですね。私も以前は食べられませんでした。最近は、食物繊維が豊富で安価に手に入るため、ダイエット食品としても注目を浴びています。キノコ類全般に言えることですが、食物繊維は野菜の2倍くらいあります。粘りがあるので、お通じも良くなります。 |
[写真撮影] |
2008年04月13日 |
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