山野に生えるつる性の落葉低木です。
つるは長く伸び、樹上に巻き上がります。
葉の間から総状花序を出し、淡黄色の花をつけます。先の方に小形の雄花を、元の方に大形の雌花をつけます。どちらも花弁はなく、3枚のがく片が開きます。
葉は互生、または束生し、掌状複葉です。小葉は5枚つき、狭長楕円形で、全縁です。
果実は液果で、約7cmの長楕円形です。果皮は厚く、紫褐色で、熟すと縦に裂けます。
雌雄同株です。アケビの開いた果実の果肉と果皮は甘味があって食べられます。若芽はアケビ茶になります。また、つるは丈夫でアケビ細工に使われます。
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