芝生などに生える、ヨーロッパ原産の多年草です。
高さ10cm〜25cmになります。地下に葡茎があります。
花茎の先端に花径は3cm〜8cmの頭花をつけます。舌状花は平弁のものと、菅弁のものがあります。舌状花は紅色・白色・淡紅色で、管状花は黄色です。
葉は根生葉で、長さ約5cmのへら形で、鋸歯があり、薄く毛が生えます。
暑さに弱く越夏できないため、日本では一年草として扱われます。明治時代初期に観賞用として渡来し、北海道などの冷涼な地域で帰化しています。イタリアの国花になっています。北アメリカ、アジア、オセアニアに外来種として広く帰化しています。株分け、実生で増やすことができます。
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