道端、土手などに生える、南アメリカ原産の多年草。
高さ10cm〜20cmになります。鱗茎は白色で、長さ1cm〜2cmの卵形です。
花茎の先に、白色〜淡青色の3cm〜4cmの6弁花を1個〜2個つけます。花弁中央には紫色の筋が入ります。茎の上方に長さ約2cmの1対の膜質の苞葉がつきます。花には芳香がありますが、葉や鱗茎はニラの香りがあります。
葉は線形で、やや肉質な扁平です。地面をはうように生えます。
観賞用として栽培されていたものが、温暖な地域を中心に 野生化しています。ニラという名前がありますが、葉には毒があり、食べると中毒を起こします。
繁殖は球根で増やします。通常は秋に植え付けます。品種によって、淡紅色、黄色などもあります。春のみ地上に現れます。
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