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 キショウブ
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キショウブ

[和名・種類] キショウブ
[学名] Iris pseudoacorus
[英名] -
[名前の由来] 黄菖蒲。花の黄色い菖蒲のこと。
学名のIris(イリス)は、ギリシャ語で虹のこと。
[分布] 日本各地
[科名] アヤメ科アヤメ属
[花色] 黄色
[花期] 5月6月
[特徴・解説]  池畔や湿地などに生える、ヨーロッパ原産の多年草。元々は明治時代中期に輸入されたものですが、野生化しています。
 根茎はよく発達して、大きな株を作ります。
 葉の間に、高さ50cm〜100cmの花茎をのばし、先端に鮮やかな黄色の花をつけます。花の下に大型の2つの苞があります。外花被片3個は広卵形で大きく、先が垂れ、爪部には褐色の筋があります。内花被片は3個あり、長楕円形で小さく、直立します。葯は褐紫色です。
 葉は根元から2列出て、太い中央脈が隆起して目立つ線形です。長さは50cm〜100cm、幅は2cm〜3cmになります。
 果実は三角柱状楕円形のさく果で、熟すと3裂します。褐色で、半球状の種子を多数出します。
 斑入り葉、八重花などの園芸種があります。
[レポート]  見分けるのが苦手な植物のひとつ、アヤメの仲間です。ただでさえも似通っていて違いがわからないって言うのに、そこにさらに園芸品種などが混じってたりするので、そうなるともうさっぱりですわ(^^ゞ。名札でも付いていない限り、見分けが付きません(^^ゞ
[写真撮影] 2006年05月24日
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