セイヨウカラシナ

[和名・種類]

セイヨウカラシナ

[学名]

Brassica juncea

[英名]

Leaf mustard

[名前の由来]

西洋芥子菜。芥子を採取するため。
別名、カラシナ（芥子菜）。

[分布]

関東地方以西

[科名]

アブラナ科アブラナ属

[花色]

黄色

[花期]

４月・５月

[特徴・解説]

　河川敷、堤防などに生える、越年草の野菜。
　高さ30cm〜100cmになります。無毛で、白緑色です。
　上部に黄色の4弁花を多数つけます。上方の花は、つぼみとほぼ同じ高さにあります。花は、セイヨウアブラナよりやや小型です。萼片は、開花時には斜め上に向かって立ちます。
　茎葉は、全縁で、基部は茎を抱きません。下部の葉は、長さ約30cmになり、しばしば羽状に分裂し、縁には鋸歯があります。
　果実は長さ5cm〜10cmの長角果です。先端に6mm〜9mmの嘴があります。種子繁殖します。
　ソ連で芥子を採取するために栽培されていたものが、ヨーロッパかアメリカを経て、日本に渡来したと考えられています。現在ではエジプト、ロシア南部、インドを中心に、世界各地で栽培されています。種子は芥子の原料となり、塔立ちした茎は漬け物などの食用になります。温帯を中心に帰化しています。セイヨウアブラナに非常に良く似ています。

[観察・感想]

　いわゆる菜の花なんだけど、その中でもセイヨウカラシナなんじゃないかなーと思います、たぶん(^^ゞ。セイヨウアブラナかな？葉の形が、セイヨウアブラナとは少し違うような気がして・・・。そうなると残りは、セイヨウカラシナくらいしか思い当たるものが・・・
　もしかしたら、交配された品種だったりとかするのかも。原種がなんなのかも良くわかんないし、菜の花の見分けは不可能だよー(T_T)
　ただ、綺麗な写真が撮れたとは思っています(^^ゞ

[写真撮影]

2007年05月05日