日当たりの良い道端、空き地、石垣などに生える多年草。
茎は直立し、高さ10cm〜17cmになります。
葉は鮮緑色で光沢があり、長さ1.3cm〜2cmの線状楕円形です。花茎の葉は互生し、花のつかない茎では4個〜5個が輪生します。
花茎の先端に集散花序をつけ、直径0.7cm〜1cmの黄色の5弁花をつけます。
メキシコの名前が付きますが、原産地についてはわかっていません。東アジアではないかとも考えられています。いつ頃日本に渡ってきたかも、詳しいことはわかっていません。植物学者の湯浅浩史によれば、観賞用として横須賀、鎌倉、沖縄で栽培されていたことから、米軍関係者によって日本に持ち込まれたのではないかと推測しています。排気ガスなどにも強く、繁殖力が旺盛です。
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