空き地や道端などに生える、北アメリカ原産の多年草。
茎は直立し、高さは50cm〜80cmになります。
葉は互生し、長さ5cm〜45cmの細い線形で、白緑色です。
茎の先端に青紫色の花を数個咲かせます。花は1日でしぼむ一日花です。花弁は3枚です。雄しべは6本で、紫色の細かい毛が生えます。
明治時代、観賞用として渡来しました。ひとつひとつの花は一日花ですが、次々と花を咲かせて開花期が長いので、浸透圧や減数分裂の観察にも使われます。雄しべは原形質流動の観察に使われ、顕微鏡で拡大すると数珠玉のような細胞が一列に並んでいるので顕微鏡の使い方を学ぶのに使います。葉は気孔が大きく、気孔の観察に使われます。
|