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キダチチョウセンアサガオ


キダチチョウセンアサガオ
[和名・種類]

キダチチョウセンアサガオ

[学名]

Brugmansia suaveolens

[英名]

Angels trampet

[名前の由来]

木立朝鮮朝顔。
別名、オオバナチョウセンアサガオ(大花朝鮮朝顔)、エンジェルストランペット(Angel's Trumpet)。

[分布]

ブラジル中部原産

[科名]

ナス科キダチチョウセンアサガオ属

[花色]

白色(花:赤色に掲載)

[花期]

6月7月8月9月

[特徴・解説]

 ブラジル中部原産の常緑低木〜小高木。
 高さは3m〜5mになります。樹皮は灰緑色で、円形の皮目が多くあります。
 葉は互生し、葉身は長さ10cm〜20cmの卵形〜長楕円形になります。葉柄は長さ2cm〜8cmになります。
 花は葉腋に白色の大きな花が1個、垂れ下がってつきます。花冠は長さ20cm〜35cmの漏斗状で、先はトランペット状に開きます。萼は長さ約8cmの筒形で、浅く5裂して反り返ります。花は香りが良いです。つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような形で咲きます。
 果実はさく果です。長さ約10cmの紡錘形で、稜があります。
 明治時代末期に渡来しました。南九州などでは屋外で栽培されますが、高地原産のため夏季には暑さで生育が鈍ります。薬草に使われることもありますが毒草で、幻覚・痴呆・行動異常などを起こします。

[観察・感想]

 普通に「チョウセンアサガオ」って呼ばれていますが、正確には「キダチチョウセンアサガオ」になります。名前の通り、木のような株になるので、キダチチョウセンアサガオという名前が付いています。チョウセンアサガオといっても、朝鮮とは無関係の植物です。
 園芸品種としても流通していて、白色、ピンク色、オレンジ色、黄色などの花があります。地元の三浦半島では、露地栽培でも越冬することができるので、かなり大型の株を良く見かけることができます。ダツラ、ダチュラ、エンゼルストランペットなどの名前で流通しています。名前に朝鮮って付けると、イメージが悪いから売れないのかもね(^^;)

[写真撮影]

2007年09月27日

キダチチョウセンアサガオ
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キダチチョウセンアサガオ
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