ブラジル中部原産の常緑低木〜小高木。
高さは3m〜5mになります。樹皮は灰緑色で、円形の皮目が多くあります。
葉は互生し、葉身は長さ10cm〜20cmの卵形〜長楕円形になります。葉柄は長さ2cm〜8cmになります。
花は葉腋に白色の大きな花が1個、垂れ下がってつきます。花冠は長さ20cm〜35cmの漏斗状で、先はトランペット状に開きます。萼は長さ約8cmの筒形で、浅く5裂して反り返ります。花は香りが良いです。つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような形で咲きます。
果実はさく果です。長さ約10cmの紡錘形で、稜があります。
明治時代末期に渡来しました。南九州などでは屋外で栽培されますが、高地原産のため夏季には暑さで生育が鈍ります。薬草に使われることもありますが毒草で、幻覚・痴呆・行動異常などを起こします。 |