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ステルンベルギアの花


ステルンベルギア

[和名・種類]

ステルンベルギア

[学名]

Sternbergia lutea

[英名]

Autumn daffodil

[名前の由来]

すてるんべるぎあ。学名から。
別名、キバナタマスダレ(黄花玉簾)。黄色の花を咲かせる、タマスダレのこと。

[分布]

地中海沿岸〜中央アジア原産

[科名]

ヒガンバナ科キバナタマスダレ属

[花色]

黄色

[花期]

8月9月10月

[特徴・解説]

 砂礫地などに生える、地中海沿岸、トルコ、中央アジアが原産の多年草です。
 草丈は、5cm〜20cmになります。径約3cmの洋ナシ形の鱗茎を作ります。皮は黒褐色です。
 葉は長さ約20cm、幅7mmの線形で、光沢のある緑色です。地上部は冬でも残りますが、夏に枯れます。
 葉の展開とほぼ同時に、花茎を伸ばし、径約4cmの黄色の花を咲かせます。
 日本には、大正時代にフランスから観賞用として渡来しました。鉢植え、花壇、ロックガーデンなど、観賞用として栽培されいます。球根、実生で増やすことができます。クロッカスに良く似た植物です。

[観察・感想]

 ステルンベルギアの花の写真です。
 ステルンベルギアの花を見付けた時は、「おおー、綺麗なクロッカスが咲いているー」って思いました。だけど、「あれ?クロッカスって秋に咲くんだっけ?」って、疑問に思ったりもしました。でも、どこからどう見ても、クロッカスだったので。水栽培だと冬〜春に花が咲くけど、屋外で育てると秋に花が咲くんだろうって思っていました。
 でも、クロッカスについて調べてみると、やっぱり、冬〜春にかけて、寒い時期に花が咲くんですよね。どうやら、クロッカスではなさそうな。てことは、クロッカスに近い仲間のサフランだろうと思ったのですが。赤色の糸状の雌しべは、生えていないし。
 クロッカスでもないし、クロッカスの仲間でもない。だったら、この花はなんだろうって謎に包まれましたが。花の咲き方、花の基部を見て、スイセンやタマスダレに少し似ているかもしれないと思い。ヒガンバナ科を調べてみた結果、種類がわかりましたー。
 ステルンベルギアという種類の園芸種でした。和名は、キバナタマスダレです。園芸店での流通名はステルンベルギアで、和名のキバナタマスダレの名称一般的ではないみたいです。覚えづらい名前ですが、属名のステルンベルギアにしておきました。
 どう見ても、クロッカスなんだけどなぁー。クロッカスは、アヤメ科になるんだよなー。

[写真撮影]

2008年10月04日

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