熱帯アメリカ原産の一年草。
良く分枝し、高さは20cm〜60cmになります。全草に粗い毛が生えます。切り花向きの高性種、鉢花向きの矮性種など、草丈の異なる品種があります。
葉は対生し、細長い長楕円形で、白色を帯びます。
花は長い枝先に小花が径2cm〜4cmの球状に集まって付きます。紅色や白色の部分は、鱗片状の包葉で、その内側に無弁花があります。
種子には翼があり、風に乗って散布されます。
日本には江戸時代に中国から渡来しました。長期間咲き続け、暑さ・乾燥に強く、花壇、切り花、ドライフラワーに利用されます。育て方は、春蒔きか、初夏のポット苗を購入して育てます。肥料はあまり必要ありません。増やし方は種子で容易に増やすことができます。近縁種に橙黄色の頭花をつけるキバナセンニチコウ(別名、アメリカセンニチコウ)があります。
|