[名前・種類] |
サネカズラ |
[学名] |
Kadsura japonicas |
[英名] |
- |
[名前の由来] |
実蔓。果実がサネで、つるがカズラをあらわしています。
別名、ビナンカズラ(美男蔓)。枝には粘液があり、昔はそれを整髪料に使ったことから。 |
[分布] |
東北南部以南 |
[科名] |
マツブサ科サネカズラ属 |
[花色] |
黄白色 |
[花期] |
8月・9月 |
[特徴・解説] |
つる性の常緑低木。
茎はつる状にのび、古いものはコルク質の外皮に包まれます。
葉は互生し、長楕円形で、やわらかく光沢があり、縁にはまばらに鋸歯があります。
葉脇に淡黄白色の小花を多数下垂して開きます。花被片は9〜15枚、雄しべは多数あります。
果実は液果で、赤く大きな花托に小さい球形が表面に多数丸く集まり、10月〜11月に赤く熟します。
雌雄異株で、まれに同株です。
園芸品種には、葉に斑が入るもののほか、果実が白色に熟す品種などがあります。実つきを良くするためには、雄株と雌株を植え付け、つるを塀などに誘引して、バランスよく絡ませて仕立てます。 |
[感想] |
頭上にぶら下がる謎の物体。ミラーボールのようでもあり、キイチゴのようでもある。クリスマス飾りのようでもある。変わった果実だなーと思っていたんですが、図鑑をパラパラとめくっていたら発見しました。これがサネカズラっていう植物なんですねー。百人一首に登場するサネカズラですよね。
いやぁ〜、初めて目にしましたよ。
モクレン科と書かれた書籍もありますが、本当はどっちなんでしょう? |
[写真撮影] |
2005年12月--日 |
[関連ページ] |
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