クルミ科の植物の特徴

クルミのならないクルミもあります

　落葉、または常緑の高木です。北半球の熱帯から温帯に８属６０種が分布しています。日本には３属３種が自生しています。
　葉は羽状複葉で互生します。花は単性で、雄花も雌花も穂状の花序につきます。普通は雌雄同株です。花には苞が１個、小苞が２個、花被片が２個〜４個あり、雄花にはオシベが４個〜２０個、雌花にはメシベが１個あります。風媒花です。
　果実は堅果で、小苞が発達して翼果状になるもの、花被片や苞が肉質に肥大して外側を包み核果状になるものがあります。