ノウゼンハレン科の植物

ノウゼンハレン科の植物の特徴

南アメリカに分布

　世界では3属、約90種あります。おもに、南アメリカ、アンデスなどの山地に分布する植物です。
　多汁の草本で、茎はつる性、または地上を這います。葉は葉柄が長く、巻き付くものもあり、盾状の単葉か掌状複葉です。花は左右相称で、距があります。萼片は5枚、花弁は2枚か5枚、雄しべは8本、心皮は3個、果実は文果か液果です。
　代表的な植物には、観賞用やハーブとして栽培されるキンレンカ（ノウゼンハレン、ナスタチウム）。アンデス地方ではイモを食用とする、マシュアなどがあります。