南アメリカの高地が原産の一年草。
茎はつる性で這うように長く伸び、長さ25cm〜200cm、高さ30cm〜60cmになります。
葉は楕円形で、ハスの葉状です。中央付近に葉柄がつきます。白色の脈が目立ちます。斑入り品種もあります。
葉腋から長い柄を出し、径4cm〜7cmの5弁花を横向きにつけます。萼の下部は、細長い漏斗状の距になります。
果実は分果で、3個に分かれ、それぞれに1個の種子があります。
観賞用のほか、ハーブとしても栽培されます。全草にクレソンに似た辛味があり、葉と花はサラダに混ぜて食用になります。果実は塩漬けにします。冷涼な気候を好むので、夏は半日陰で管理します。高温多湿を嫌いますが、適度に湿った用土を好みます。葉が茂りやすいので、窒素肥料は控え目にします。実生で増やすことができます。日本には、江戸時代に渡来しました。
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