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オシダ科


オシダ科の植物の特徴

見分けの難しいシダ

 

 日本産のシダの科の中では、もっとも多くの種を含みます。日本では29属、約300種が分布しています。オシダ属は日本産のシダではもっとも多くの種を含みます。標準的なシダの姿をしており、全体に大形で、鱗片が多く、軸が太いものが多いです。
 地上性でシダとしては中型〜大型です。根茎は直立するか斜めに立つか、横に這います。鱗片は基部で付着する形で、葉柄と根茎の間に関節はありません。葉柄には複数本の葉跡があります。葉身は単葉から羽状複葉で、葉脈には遊離する例と規則的な網状になる例があります。胞子嚢群は葉脈に対して背生するか頂生します。胞子嚢床は点状で、胞子嚢群は丸い形になるものが多いです。包膜は円腎形で、窪んだ点で着く例と盾状になる例が多いです。
 分類体系としては若干のブレがあり、科の範囲にも諸説あるため、今後の研究によって見直される可能性が高いです。

山地・林などに多く生えるシダ植物

イノデ
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ベニシダ
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園芸品種・野菜などのシダ植物


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