道に迷って住宅街を歩いていたら、突然目の前に現れた石碑。何だろうと思っていたら、理智光寺(りちこうじ)跡の石碑でした。
鎌倉の史跡巡り・観光地巡りは、石碑が建っているのでわかりやすいですね。この石碑、誰が建てたものなんだろうって不思議だったんですが、鎌倉町青年団・青年会が建てた石碑だということがわかりました。80基以上もの石碑があるらしいです。
現在では寺院の面影はありませんが、理智光寺、または理智光院と呼ばれたお寺の跡地です。明治初年に廃寺になってしまいました。
山号は、五峰山(ごほうさん)と言います。開山は覚園寺にゆかりのある願行上人です。その以前は、後藤基綱(ごとうもとつな)が源実朝(みなもとのさねとも)の供養のために建てたとも言われています。
覚園寺薬師堂の東端に安置されている鞘阿弥陀如来(さやあみだにょらい)は、鎌倉六阿弥陀のひとつに数えられ、もともとは理智光寺にあった仏像でした。
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