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「三社大権現」って書いてある石塔です。 この辺りに場所、熊野神社があった場所らしいです。熊野神社があったため、「三社大権現」って石塔が残されているんだと思います。 現在は荏柄天神社が管理している場所みたいです。木札に「荏柄天神社御旅所」って書いてあります。
上の石塔と同じく、「荏柄天神社御旅所」にあった石塔です。ここには、2基の石塔が残されていました。 ちょっと変わった庚申塔です。庚申塔といえば、青面金剛が主尊になるのが一般的ですが。この石塔の主尊は阿弥陀如来のようです。 庚申塔だと判断したのは、下部に彫られた三猿の彫刻です。三猿が彫刻された石塔は、庚申塔が多いので・・・。この三猿の彫刻もちょっと変わっていて、正面に「聞かざる」が彫られていて、左右の側面に「言わざる」と「見ざる」が彫られてあります。 1683年(天和3年)に建てられた庚申塔です。