非常に立派な宝塔です。お寺の規模が小さいだけに、これだけの大きさの宝塔がドーンと立っていると目立ちますねー。
鎌倉市指定有形文化財で、足利持氏の廟所だそうです。
室町時代には、鎌倉公方代々の菩提寺として、足利氏が代々深く信仰していたお寺です。なので、当時はもっと大規模な時宗のお寺だったと思われます。本尊は阿弥陀如来です。
この石塔は高さ3.2mもある宝塔といわれる石塔です。塔の四方には扉のある鳥居の形をした模様が浮き彫りになっています。「永享11年(1439年)」の刻銘がありますが、この作りからすると鎌倉時代後期のものだと思います。 |