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八雲神社


鳥居

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
地図
八雲神社鳥居
鳥居

 写真だとちょっとわかりづらいですねー、八雲神社の石鳥居。とても立派な注連縄が飾られています。最近じゃ、こんな立派な注連縄はめずらしいんじゃないかなー。
 注連縄や注連飾は、神域と外界とを隔てる結界のような役割を果たしています。出雲大社には、巨大な注連縄が有名ですね。出雲大社の注連縄は、注連縄だけでかなりの重量になりそうです。

写真撮影:2007年02月28日

庚申塔

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社庚申塔
庚申塔

 猿田彦大神の庚申塔です。文字を彫っただけの庚申塔ですが、素敵なデザインの庚申塔ですね。石がいいですねー。
 中国から伝わった道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことを、庚申塔と呼びます。庚申講を3年間18回続け、その達成を記念して建てることが多いので、各地にたくさんの庚申塔があります。

写真撮影:2007年02月28日

庚申塔

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社庚申塔
庚申塔

 日光と日影で、何て書いてあるのかわかりづらいですね。猿田毘古大神と彫られてあります。毘は特殊な字を使っていて、口ヘンに比を使っています。古事記での表記になるのかな?
 庚申塔の石形や彫られる主尊、文字などはさまざまで決まりはありません。申は干支で猿に例えられるから、三猿を彫ることが多いです。「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿ですが、並ぶ順番に決まりは内容です。村の名前、庚申講員の氏名、建立年月も彫られることが多いです。
 庚申の祭神が猿田彦神とされているので、猿田彦神が彫られることがおおいです。

写真撮影:2007年02月28日

庚申塔

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社庚申塔
庚申塔

 寛文10年に建てられた庚申塔です。
 仏教では庚申の本尊は青面金剛とされているので、青面金剛が彫られることもあります。
 ほとんどの場合、主尊は青面金剛か、猿田彦神です。

写真撮影:2007年02月28日

新羅三郎手玉石

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
新羅三郎手玉石
新羅三郎手玉石

 漬物石ではありません。ただの大きな石でもありません。
 横須賀や三浦に住んでると、丸い大きな石を見ると子産み石かなって思ってしまいます。
 近江の国で元服したことから、新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ)の名で呼ばれています。平安時代後期の武将で、河内源氏の二代目棟梁源頼義の3男なので、源義光とも呼ばれます。八幡太郎義家や加茂二郎義綱の弟にあたります。
 新羅三郎義光の子孫は、武田氏、佐竹氏、小笠原氏、南部氏と発展していきました。
 応永年間(1394年〜1427年)、新羅三郎義光の子孫、佐竹氏の霊祠を合祀しています。

写真撮影:2007年02月28日

本殿

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社本殿
本殿

 彫刻がとても立派でいて、力強い作りがいいですね。
 もとは祇園天王社と呼ばれていました。鎌倉では古い神社のひとつです。厄除け開運の神社としては、鎌倉最古の神社になります。
 1087年(寛治元年)、弓馬の名将といわれた新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ・源義光のこと)が、後三年の役で兄・源義家の援護のために奥州(現在の東北地方)に下ります。その際、鎌倉を通り疫病が流行して人々が苦しむ様子を見て、京都祇園社の祭神を勧請したと伝えられています。
 祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田比売命(いなだひめのみこと)、八王子命(はちほうじのみこと)です。大町の鎮守として、地元住民に敬われています。地元では、八雲さんとか、お天王さんと呼ばれて親しまれています。
 以前は鎌倉の厄除けのため、7月7日〜7月14日にかけての例祭では、神輿が鎌倉中を回りました。

写真撮影:2007年02月28日

三峰神社

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
三峰神社
三峰神社

 本殿の右手奥にある、祇園山ハイキングコース入り口。そこに建てられた小さな神社、三峰神社が合祀されています。
 ハイキングコースは見晴台、北条高時腹切りやぐら、東勝寺跡などに通じています。鎌倉を満喫したい人は、ぜひハイキングコースへ行ってみてください。
 足腰に自信のないひきこもりの僕は、もちろんハイキングコースには登りませんでした。正直なところ、鎌倉に来ただけですでに疲れています(^^ゞ
三浦半島観光地図:鎌倉市小町・東勝寺跡
三浦半島観光地図:鎌倉市小町・北条高時腹切りやぐら

写真撮影:2007年02月28日

天水盤

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社天水盤
天水盤

 神社やお寺に行くと、雨水をためる甕がありますが、それのことです。説明版には天水盤って書いてあったので、天水盤っていう名前なのかな?天水鉢か?」
 武州鋳物師の鈴木文吾が惣型法によって鋳造された天水盤です。
 鈴木文吾は大正10年に生まれ、「伝説の鋳物師」、「現代の名工」などと呼ばれる鋳物師です。2007年には川口市文化賞を受賞しました。父の死を乗り越えて造り上げた東京国立競技場の聖火台の物語は、半世紀を過ぎた現在も多くの人に語り継がれ、「伝説の鋳物師」と称される原点となりました。
 惣型法とは、古来から伝わる鋳造法のひとつで、耐火煉瓦などで製品より大きめの凹型枠を組み、真土などで挽き型方式により、鋳型表面を形成します。乾燥後、肌面を焼成して、鋳造する方法です。主に回転体や梵鐘などの製作に使われます。

写真撮影:2007年02月28日

小さな社たち

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社小さな社たち
小さな社たち

 八雲神社内に合祀されている、小さなお社たちです。お社三兄弟といったところでしょうか?
 右側が、諏訪神社です。祭神は、健御名方神です。
 中央が稲荷神社です。祭神は宇迦之御魂神です。
 左側が、於岩稲荷社です。祭神は田宮於岩命です。お岩さんのことです。ちょっと恐いですね・・・
 お岩さんといえば、あの有名な四谷怪談のお岩さんです。恐いから苦手なんだよね(>_<)

写真撮影:2007年02月28日

小さな社たち

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社小さな社たち
小さな社たち

 八雲神社内に合祀されている、小さなお社たちです。
 こちらのお社たちは、個人が祭っていたお社だったり、近隣の人たちによって祭られていたお社が集められたものだと思います。神社やお寺で良く見かける光景ですね。
 明治時代の一村一社令や、街の開発や区画整理、さまざまな理由で管理しきれなくなったお社たちを神社に奉納したものだと思います。

写真撮影:2007年02月28日

八雲神社の沼

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社の沼
八雲神社の沼

 八雲神社の境内にある沼。カッパが出てきそう。説明看板もありませんでしたし、調べてみたけどこれといった記載はなさそうです。なので、この沼に関する縁起についてはわかりません。
 そこで僕が勝手に考えました!この沼は「河童池」としましょう!!うん、そうだ、それがいい!
 ということで、ここは河童が住んでいたと言われる池です。

写真撮影:2007年02月28日

クスノキ

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社のクスノキ
クスノキ

 境内にはとても立派なクスノキが生えていました。木の真下から空を眺めると、芸術的な景色が広がっていました。
 スダジイかなーとも思ったんですが、クスノキですね。

身近な植物図鑑:クスノキ(楠)

写真撮影:2007年02月28日

宝物庫

JR鎌倉駅下車 徒歩7分
八雲神社宝物庫
宝物庫

 お宝がいっぱいの宝物庫。見ているだけで、ヨダレが出てきちゃいます(^^ゞ
 社宝として江戸時代のもとのいわれている、神輿が4基展示されています。他にも、剣、銅鏡、猿田彦神の面、瓦、陶器、薬研など、多数の宝物が陳列されています。
 ガラス張りになっているので、ガラス越しに自由に見学することができます。
 ちなみに、神輿は神の宿る神殿のようなものなので、本来は上に乗ってはいけません。

写真撮影:2007年02月28日
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