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大きな門に「御成通り」って書いてあったから、「御成通り」にしておきます。もしかして御成町商店街とか、なにか別の名前があるのかな?
御成町はJR鎌倉駅西口から、西へと広がるエリアです。鎌倉市役所や、御成小学校などがあります。1965年(昭和40年)、住居表記の実施にともなって生まれた新しいエリアで、元々は小町と大町の一部でした。
御成町の地名の由来は、御成小学校から鎌倉市役所のある一帯にかけて御用邸があり、皇族方が御成りになったことからきています。
三浦半島観光地図:鎌倉市小町・JR鎌倉駅 |
撮影:2007年02月28日 |
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鎌倉駅周辺でも、小町通りや若宮大路と違って、静かでいいですねー。人込みの苦手な僕にとっては、こちらの方が好きです。
1889年(明治22年)に横須賀線が開通したことにより、商店数が急激に増加しました。
避暑・避寒客が増え、特に夏は海水浴客で賑わいました。また、別荘地、著名人の居住地としても注目されるようになりました。1914年〜1918年の第一次世界大戦のころから、夏場の避暑客が増えました。第二次大戦後には新しい住宅地ができ人口が増え、商店街が誕生しました。 |
撮影:2007年02月28日 |
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この建物って、以前はお医者さんじゃなかったっけ?御成通りには、古くてオシャレな建物が多いので、建物を見て歩いてるだけでも面白いですねー。
調べてみたら、以前は安保小児科病院でした。現在は「鎌倉風致保存会」の事務局となっています。
鎌倉風致保存会は鎌倉の自然の風光と、豊かな文化財を後世に伝えることを目的として、1964年(昭和39年)12月に設立されました。
誕生のきっかけは、「御谷騒動(おやつそうどう)」と呼ばれる市民運動です。鶴岡八幡宮後背の山林の御谷に宅地造成計画が持ち上がりました。これに反対する地元住民を中心に財団を設立し、集まった寄付金と鎌倉市の寄付で御谷の山林を買収しました。
日本最初のナショナルトラスト団体といわれています。この運動が契機とり、1966年(昭和41年)に「古都保存法」が制定されました。
三浦半島観光地図:鎌倉市雪ノ下・鶴岡八幡宮 |
撮影:2007年02月28日 |
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