太鼓橋の近くにある灯篭。輝いているし、変わった形をしているので写真を撮りました。どこかで見たことあるような形をしていました。
石製や銅製が多いのですが、なぜかステンレス製。しかも曲面はほとんどなく、平面でデザインされています。角ばった金属的なデザインはまさに、ガンダムです。この灯篭は、「ガンダム灯篭」と名付けました。
ステンレス製のガンダム灯篭、めずらしいものなんじゃないかなって思います。銘板などで確認をしてみると、1940年(昭和15年)に建立されたものです。河合商店の河合佐兵衛の奉納で、製作は徳増久五郎です。河合商店は、現在のカワイスチールです。
材質はステンレスで、ルナチタニウムやガンダリウムではないのが残念です。ステンレス鋼の厚さは0.8mm〜1.0mm、灯篭の高さは3.5m、地上からの高さは5.3mです。高さは18.0mではないのが残念です。
ステンレスって絶対に錆びないわけじゃなくて、鉄などと接触すると錆びてしまいます。安くて粗悪なステンレスも、錆が発生してしまいます。70年以上も前のステンレスが屋外で錆びずにいられるっていうのは、良質なステンレスが使われている、良質なステンレスを作る技術があったってコトなんだろうなって思います。
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