平家池から、神奈川県立近代美術館を見ています。近代美術館は平家池の中にあるわけではありませんが、平家池に隣接するように建てられています。
芸術の世界にはあまり造詣がなく、美術品を見ても良くわからないので、入ったことがありません。県立なのでそれほど高くはありませんが、美術館なので入館料はそれなりにかかります。
この写真には、オーブが映りこんでいます(^^ゞ。私が撮影する写真には、たまにオーブが映り込んでしまいます。
近代美術館は1951年(昭和26年)に建てられました。日本初の近代美術館で、設計は坂倉準三によるものです。美術館自体も、日本を代表する近代建築となっています。
杉林の中にある白い近代的な美術館は、歴史の都鎌倉に、新しい文化の雰囲気を感じさせます。日本や外国の彫刻、水彩画、日本が、版画などを収蔵し、年10回ほど企画展が開催されています。
2016年3月末で、閉館予定になっています。今後どうなるのか、見守っていきたいです。
大佛次郎の随筆にも掲載されています。
「家から歩いて5分の距離に、この美術館があるのは、鎌倉住まいの幸福のひとつである。コルビュジュ式の新しい建築が、水草の青い八幡宮の池や、木立の深い白旗山と、不思議な調和を作った。」
|