カモ目の野鳥は、カモ科と、サケビドリ科に分かれます。
日本にはサケビドリ科は存在せず、カモ科のみの分布になります。サケビドリ科は南アメリカの一部にしか存在しない鳥で、翼に爪があり、大きな声で鳴くのが特徴です。
日本ではカモ科の小型の鳥をカモと呼び、大型の鳥をガンと呼びます。分類体系的にはあまり意味のない見分け方です。
河川、湖、池、沼、沿岸部などに住む水鳥です。ずんぐりとした体格をしており、水かきのある短めの脚が体の後方についています。首は比較的長く、幅広で平らなクチバシを持ちます。
渡りをする渡り鳥が多いです。
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