押上の歴史 |
東京のいわゆる「下町」です。下町なので昔から住んでいる人が多いものの、東京スカイツリーが建設されるなど開発も進んでいます。新しい街並みと、昔ながらの下町風景が混在しています。江戸時代以前は隅田川以東は下総国に属していましたが、江戸時代中期以降に干拓・市街地化が進み、武家屋敷も移設されたことから、国境を江戸川として武蔵野国に属するようになりました。
地名の由来は、旧押上村からきています。江戸時代以前から存在する地名ですが、実際には現在の押上の東にあったとされています。隅田川から土砂が堆積していく様子、海岸から波が押し上げてくることから、土が押し上げられてできた土地など、地形由来の地名と考えられます。 |
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