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なかなか趣のある山門ですね。ちょっと高級旅館っぽい?
この山門は横浜市の有形文化財に指定されています。正式名称は「称名寺塔頭光明院表門」というそうです。たぶん読めないと思いますが、「しょうみょうじたっちゅうこうみょういんおもてもん」と読みます。
切妻造茅葺(きりづまづくりかやぶき)の屋根を持つ四脚門です。袖塀付(そでべいつき)です。
1665年(寛文5年)に造られました。 |
写真撮影:2007年06月08日 |
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きっとここに人が住んでいるんだと思います。塔頭は人が住む場所なので、お参りする場所じゃないんですよー。
光明院は、称名寺の塔頭のひとつです。「新編武蔵風土記稿」には、「光明院、仁王門に向かって左にあり、五院の第一臈なり、本尊地蔵春日の作なり」とあります。江戸時代後期には、5つある塔頭の一位になっていました。 |
写真撮影:2007年06月08日 |
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なかなか凛々しいお顔をした石仏です。静かに眼を閉じています。
「石仏=お地蔵様」のような方程式がなりたっていますが、お地蔵様じゃないかもしれないですね。薬師如来とかかな?まだまだ勉強不足で、仏像を見ても名前がわからないんですよ。千手観音くらいしか区別が付きません(^^;)
表門は、小規模な四脚門ですが、和様を基調に、禅宗様を加味した意匠となっています。
横浜市外から近年になって移築された三渓園の建造物などを別にすれば、造営年代が判明する横浜市内の建造物の中では最古のものです。 |
写真撮影:2007年06月08日 |
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称名寺の仁王門近くに建ってる石塔たちなんだけど、ちょうど光明寺の裏手にあたるから、光明寺の方に入れちゃった。
どれも庚申塔のたぐいの石塔だと思ったんですが、意外にも道標が多いんですねー。さすが、江戸時代からの観光地!!
石塔に彫刻られた主尊も、立派なものが多いですねー。いろいろな形式の石塔がならんでいるので、ここ一箇所で勉強になるし。 |
写真撮影:2007年06月08日 |
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打ち捨てられてしまった狛犬さんです。かわいそう(TωT)
きっとかつては、この場所に稲荷が祭られていたのだと思います。そのときの名残として、狐タイプの狛犬がありました。
でも、場所がずれて置かれてるんですよ。御社がなくなって寂しくて、自分の守るべき御社を探して歩いているのかもしれません。 |
写真撮影:2007年06月08日 |
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