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 大宝寺

大宝寺 京急金沢文庫下車 徒歩12分
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大宝寺
大宝寺
 大宝寺には、誰も住んでないのかな?中に入ることはできないし、お堂があるわけでもないし。称名寺の塔頭かな?
 奈良西大寺の末寺で、金沢山弥勒院称名寺の一坊でした。
 鎌倉時代、金沢文庫を経営した北条氏が四代にわたって称名寺の伽藍を造立した頃、僧坊として建立されたものと考えられています。1484年(文明16年)に記された称名寺の僧の鏡心の「鏡心日記(きょうしんにっき)」に大宝寺の名があります。
 本尊は聖観世音菩薩で、江戸時代の中頃には金沢札所の第三番に数えられ、祈願成就の観音霊場として多くの参詣者で賑わいました。
 1897年(明治30年)、明治憲法の草案作りのために金沢の地を訪れていた伊藤博文によって、境内に金沢文庫と閲覧所が復興しましたが、関東大震災により倒壊してしまいました。現在は庫裏の一部として残存しています。
 本尊は、観音堂正面の厨子内に祀られています。
写真撮影:2007年06月08日
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