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大岡川と都橋


都橋

JR桜木町駅下車 徒歩5分
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都橋
都橋

 大岡川に架けられた橋のひとつ、都橋。
 野毛町と、川の対岸にある吉田町・福富町西通を結んでいます。町境にあるので、野毛町、吉田町、福富町西通のどこに掲載しようか迷ったんですが、接している面積が一番大きいのが野毛町だし、都橋商店街も野毛町にあるので、野毛町に掲載することにしました。
 初代の橋は、1859年(安政6年)に東海道と横浜港を結ぶ横浜道の一部として架けられました。当時は「野毛橋」と呼ばれる木造橋でした。

写真撮影:2009年04月01日

都橋

JR桜木町駅下車 徒歩5分
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都橋
都橋

 都橋のすぐ近くに交番があるので、悪いことをしているわけじゃないんですが、写真が撮りづらいです。交番の入り口が川の方に向いていれば少しは写真が撮りやすいんだけど、それじゃあ交番がある意味がないですね。
 交番の先には、都橋商店街があります。周辺は飲食店が多い歓楽街ですが、最近ではマンションも多くなってきました。
 都橋商店街は、居酒屋や焼き鳥屋になっています。東京オリンピック開催時に、野毛本通り沿いの露店や屋台が集まってできた商店街です。以前は時計やや靴屋などもありました。古くから経営している店も多く、小さいながらも有名な店もあります。
横浜市観光地図:横浜市中区野毛町:野毛本通り

写真撮影:2009年04月01日

都橋

JR桜木町駅下車 徒歩5分
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都橋
都橋

 カメラのレンズの影響で道路が曲がっているのではなく、実際に道路が曲がっています。強度が増す設計になっているんだと思います。
 初代の野毛橋は、1868年(明治元年)5月8日、大雨で流失してしまいました。その後、橋の下に船を通せるよう半円形の反りを持たせた木造橋に架け替えられました。
 1872年、増加する馬車の往来に耐えられるよう、幅の広い橋に架け替えられました。この時に橋の位置を上流に5mほど移動し、橋台を新製ししまた。旧野毛橋の廃材は、現在の黄金町駅近くにある栄橋に転用されました。
 このころ、近くに柳橋と桜橋があり、古今和歌集の「見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」の歌から「都橋」に改名されました。

写真撮影:2009年04月01日

都橋

JR桜木町駅下車 徒歩5分
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都橋
都橋

 都橋の高欄は、重厚感あふれるデザインをしていました。
 右側にちょっとだけ見えるのが、水道橋です。水道を通すための橋なので、人は通ることができません。蛇口をひねれば、橋を通過した水が出てくるはず・・・
 1882年(明治15年)、吉田橋に次いで鉄製ボーストリングトラス橋に架け替えられました。『明治工業史』の中で「比類なき出来栄え」と称賛され、長者橋とともに横浜中心街や横浜駅(現在の桜木町駅)などを結ぶ要路としての役割を果たしました。
 1923年(大正12年)、関東大震災の影響で崩落してしまいました。
 1928年(昭和3年)、震災復興事業として架け替えられました。
 1983年(昭和58年)、改築されて現在の姿の都橋になりました。

写真撮影:2009年04月01日

都橋

JR桜木町駅下車 徒歩5分
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都橋
都橋

 都橋の橋の文字が古い字体ですね。時代を感じます。
 江戸時代末期にこの場所に橋を架けられて以来、何度も改築されてきた歴史を持つ橋です。

写真撮影:2009年04月01日
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