野毛町の商店街のひとつ、野毛本通り。この通りが、かつての横浜道の一部になります。
幕末の頃、横浜開港に際して、東海道と横浜港を結ぶために造られた街道です。当時の横浜道は、現在でもほとんどそのまま幹線道路として使われています。
野毛エリアにはとてもたくさんの通りがあって、そのすべてを紹介することは難しいのですが・・・。写真を撮りやすかった場所は、紹介できたらいいなーと思っています。個々のお店に関してまでは、紹介するのは無理かなーって思います。
ここは、「ジャズde盆踊り」が行われる場所です。自動車の通行を遮断し歩行者天国にして、行われます。ジャズ発祥の地として、盆踊りとコラボしましちゃいました。
このあたりの繁華街の中心は伊勢佐木町でしたが、第二次大戦後は進駐軍に接収されてしまいました。そこで野毛の焼け野原に、戸板を1枚広げて、その上に品物を並べて商売が始まりました。いわゆる戦後の闇市と言われる形態から発展していった街です。
当時は「野毛に行けば何でも揃う」と言われるほど、さまざまな物が売られていました。物資不足の時代だったため、あらゆる物が貴重だったんだと思います。ないはずの物が買える闇市だったのでしょう。野毛の黄金時代だったのかもしれません。
カストリ横丁、クジラ横丁、クスブリ横丁なども出来上がっていきました。
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