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ハイランドといえば地名の通り、高台に新しく作られた住宅地。昭和40年代に山万株式会社が関東に進出し、開発を手掛けた住宅地です。
もともとは広葉樹林からなる山だった、新しくできた住宅地ということで、ハイランドに繋がる道は限られています。しかもそのすべてが坂道なので、用事のない人は行く機会のない場所でもあります。そういった理由から、閑静な住宅地となっています。
いくつかあるハイランド入り口からは、色々な坂道の写真が撮影できます(^^)。基本的に名前のない坂道ではありますが。
空き巣被害や住宅リフォーム詐欺が多発したため、地域住民が積極的にパトロールに参加している街です。 |
写真撮影:2008年03月24日 |
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1965年(昭和40年)、開発中の湘南ハイランド住宅街。写真撮影の場所は、県道三崎線と湘南ハイランドの入り口になります。
坂道のカーブが、今と同じらしいんですが・・・、あうぅー、どこから写真撮影したのかわからん(^^;)。使用前・使用後の写真を並べて掲載したかったんですが、同じ場所が見付からなくてー。
ハイランドは野比、久村、久里浜の一部からなる新しい地名です。新しい地名といっても、1975年(昭和50年)に誕生した地名ではありますが。
歴史を愛する立場の人間としては、できるだけ昔の地名は残して欲しいですね。町内会名や電柱の名称、バス停名として残っている場所もありますが。旧地名・旧字名は、なるべく残して欲しいですねー。 |
写真撮影:1965年--月--日 |
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緊急事態発生です!ハイランドで崖崩れが発生しました!!住宅に被害が出ている模様です。
某テレビ局TBSの、某テレビ番組「噂の東京マガジン」で放送された場所です。
崖下に見える大きな建物は、介護老人保健施設「野比苑」です。写真で見ると、崖崩れの現場と介護老人保健施設野比苑とが隣接しているように見えますが、ある程度距離が離れています。
テレビ放送されたことで、話題になった現場です。テレビ放送されたのをきっかけに、見に来る人もいたみたいです。
住宅の基礎部分がゴッソリと、崩れ落ちてしまっています。これは完全に、業者の手抜き工事ですねー。基礎部分をしっかりと工事していなかったので、いとも簡単に崩れてしまいました。 |
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崖崩れの現場を、もっと見やすい場所から写真撮影。
崖崩れの上に建っている住宅、新築間もない物件ですよ。夢のマイホームを手に入れたと思ったら、この状況では。購入した人の気持ちを考えると、写真を撮ったり、ホームページに写真を掲載するのも申し訳ないような気がしてしまいます。
もともとは、NTTの社宅があった場所らしいです。家が建つ前の写真を持っていないので、残念ながら比較できないんだけど。
ちょうどこの場所、北武断層帯が走っている場所なんですよ。だから崖地は、とても崩れやすい場所で、活断層なので現在も少しずつ動いている場所だったりするんですよ。コンクリートで固めた場所ですら、活断層の力でズレ動いてしまうような場所なので。
基礎をかなりしっかりと固定しないと、崩れてしまう場所なんですよ。崖地に沿って、シーフロントハイツという大きなマンションが建っていますが。あのマンション、ハイランドの地盤を安定させる役割も担っているんですよ。崩れようとする力を、シーフロントハイツという大きなマンションを建てて食い止めているような感じになっています。
ハイランドという街が造られた当時、活断層の存在を知っていたかどうかわかりませんが。かなり考えられて宅地開発が行われたようです。送電線の鉄塔の場所なんて、安定した地盤の高台に建てられているし。 |
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