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株式会社花崎造船所


株式会社花崎造船所

京急県立大学駅下車 徒歩13分
地図
株式会社花崎造船所
株式会社花崎造船所

 中小規模の造船所、株式会社花崎造船所。リヴィンのフードコートの窓から、造船所内を詳しく見ることができます。興味のある人は、リヴィン2階のフードコート窓際に行ってみましょう。造船所近くに行くより、良く見えます。
 東京湾で航行する多くのタグボートを作っている造船所です。普通、船舶は1隻1隻がオーダーメイドで作られるため、造船にはかなりの時間がかかってしまいます。ですがこの花崎造船所では、かなりのハイペースで次々と船を作っています。
 造船時間短縮のため、ある程度決まった性能の船を作っているのかもしれません。

 Tourist Information & Historic Spot. Hanazaki Shipbuilding Co., Ltd., Heiseicho, Yokosuka City, Kanagawa, Japan.

写真撮影:2008年02月09日

株式会社花崎造船所

京急県立大学駅下車 徒歩13分
株式会社花崎造船所
株式会社花崎造船所

 花崎造船所は、おもにタグボートを造船する造船所のようです。かなりの数のタグボートを造船しているようなので、規模は小さいながらも実績のある造船所のようです。
 作る船がタブボートなので、ドライドックのような大規模な施設はありません。

写真撮影:2008年02月09日

タグボート

京急県立大学駅下車 徒歩13分
タグボート
タグボート

 独特な丸っこい形をした船体。特徴的な船体をしているので、マグロ漁船やカニ漁船かなーと思ったんですが・・・
 スクリューを見てタグボートだとわかりました。
 三浦半島に住んでいると、どこの港に行ってもタグボートを見ることができますが。タグボートの船体そのものを見ることができたのは、これが初めてでした。船体というより、船底かな?水との抵抗を減少させるためのバルバスバウがないんですねー。
 タグボートは船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船です。曳船(えいせん)、引船(ひきぶね、ひきふね)と呼ばれます。
 巨大船や危険物搭載船の港の出入りを無事に航行させるための船を、エスコートタグ(近距離曳船)と呼ばれます。パイロット(水先案内人)を乗船させ、航路の先を航行してナビゲーターの役割を担います。
 船などを遠く外国へも曳航できる能力を持つものは、オーシャンタグ(航洋曳船)と呼ばれます。
 普通に港で見かけるタグボートは、ハーバータグです。
 船舶火災の消火、流出油防除処理、薬剤散布、オイルフェンス展張などの港を守る仕事もこなします。

写真撮影:2008年02月09日

タグボート

京急県立大学駅下車 徒歩13分
タグボート
タグボート

 おもにタグボートで採用されている推進装置、「Zペラ」。このスクリューを見て、タグボートを作っているのだとわかりました。推進器自体が360度開店するので、舵が必要ありません。
 船内に設置したディーゼル機関やモーターの回転を、直角に2回ギアで曲げてプロペラに伝える機械的なシステムです。
 似たような構造をしたプロペラは、海洋構造物などの位置保持、高速船のサイドスラスラーでも使われています。
 タグボートのサイズはさまざまですが、動力は船体サイズに不相応な強力なエンジンを搭載しています。作業性を求めて作業デッキは低い位置に設けられている船が多いため、荒天にはあまり強くないとされています。

写真撮影:2008年02月09日

放射能調査艇きぬがさ

京急県立大学駅下車 徒歩13分
放射能調査艇きぬがさ
放射能調査艇きぬがさ

 海上保安庁に所属する放射能調査船『きぬがさ』。船番号はMS-01です。定検修理のため、花崎造船所にやってきました。修理にかかった費用はというと、約1,000万円です。
 海上保安庁にはMS型放射能調査艇として、MS-01きぬがさ、MS-02さいかい、MS-03かつれん。それぞれアメリカ軍原子力艦艇が入港する可能性のある横須賀、佐世保、沖縄に配備されています。放射能測定装置を装備しています。
 「きぬがさ」は船体の動揺が少なく高速な双胴船形、「さいかい」は「やまゆり」型巡視艇をベースに、「すずかぜ型」巡視船(ウォータージェット装備型)をベースに艤装されています。
 放射能調査艇「きぬがさ」のスペックは、総トン数:39t、満載排水量:39t、全長:18.0m、最大幅:9.0m、深さ:2.6m、船質:軽合金、主機:ディーゼル2基2軸、出力:1,000馬力、速力:15kt、航続距離:170カイリ、最大搭載人員:8名です。船名は「衣笠山」に由来します。放射能調査艇ですが、スタイリッシュな双胴船です。
 横須賀市には米軍基地があり、原子力潜水艦や原子力空母ジョージ・ワシントンが母港となっているため、放射能調査船が必要になります。
 ところで2009年に退役した通常型空母キティホークはどうなったんだろう?普通はスクラップになってしまいますが、海上自衛隊に譲ってもらえないのかな?改修して災害派遣用艦船として、使えると思うんだけど。自衛隊にはここまで大きな船はないし、造船するには莫大な費用がかかるし。キティホークを改修すれば輸送力は飛躍的に上がるし、輸送や救難ヘリの運用もできるし、被災者を1,000人規模で受け入れることもできるし。
 現在の海上自衛隊の装備では災害派遣に対応しきれないから、必要なくなったキティホークを譲ってもらえば良かったのになー。

写真撮影:2008年02月09日
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