国土交通省関東地方整備局「東京湾口航路事務所」です。
入ってもいいのかなーとビクビクしんがら入ったら、愛想の良い人が出てきて「どうぞ」と案内してくれました。館内での写真撮影も許可していただきました。とても優しい人だったー。
東京湾口航路事務所には、東京湾口航路展示室が併設されています。開館時間は9:00〜16:30です。土日祝日は休館日となっています。
東京湾口航路の航路管理者として、航路内の異常を把握するための監視パトロールや航路水深の確認など、航路を安全かつ安心して航行できるよう保全・管理を実施しています。
東京湾ではたくさんの種類の船舶が活躍しています。
大型船の入港・出航を手伝う畝。タグボートは大型船の離岸・接岸を手助けしたり、推進機関を持たないはしけや台船を曳航するために使用される船です。パイロット艇は、大型船の入港・出航の指導をするパイロット(水先案内人)を本船まで運ぶ船です。
海上の掃除をする船。清掃兼油回収船は、海上に浮いている油とゴミを回収する船です。油回収船は、海上に浮いている油を回収する船です。
東京湾口航路整備事業で活躍する船もあります。起重機船は、第三海堡撤去工事で、海中のコンクリート構造物を引き上げました。クレーン付き台船は、台船の上に旋回式クレーンを載せた工事船です。掴み機は50t吊りや300t吊りなどがあり、起重機船に取り付けて、海中のコンクリート構造物を引き上げる装置です。グラブ船は、中ノ瀬航路浚渫工事で、海底の浚渫作業をする船です。覆砂船は、海域環境改善を目的に、浚渫した土砂を海底に一定の厚さにまくための船です。警戒船は、工事区域で、工事船舶と航行する船の安全を監視する船です。
海上の安全と安心のために活躍する船もあります。警察用船舶は、警備にあたる水上のパトカーです。消防船は、海上での火災を消火する船です。
原油タンカーは、原油を運ぶ専用船です。東京湾に来るもっとも大きな船舶で、全長約330mになります。
LNG船は、液化天然ガスを運ぶ専用船です。全長約270mになります。
自動車専用船は、自動車を専用に運ぶ船です。全長約210mになります。
コンテナ船は、あらゆる貨物を運ぶコンテナを運ぶ船です。最近では大型コンテナ船が多くなり、全長約290mになります。
客船は何日間も日本中・世界中を旅行するための船です。全長約170mです。
フェリーは、乗用車・トラック・人を一緒に運ぶ船です。大きさはさまざまですが、全長約170mです。
巡視船は、海上保安庁の船です。航海の安全を守り、不審な船を取り締まる仕事をしています。全長約130mです。
護衛艦は、海上自衛隊の艦船です。全長約150mです。
帆船は、将来、船長や機関長を目指す学生が航海訓練をするための練習船です。全長約110mです。
潜水艦は、海上自衛隊が所有する潜水艦です。全長約80mです。
航空母艦は、アメリカ海軍キティーホーク号は、横須賀を母港としていました。航空機が発進・着艦する滑走路があるため、全長は長く約320mになります。
ちなみにジャンボジェット(B-747)は全長約70mで、それでも潜水艦より小型です。
Tourist Information & Historic Spot. Tokyo Bay Waterway Office, Heiseicho, Yokosuka City, Kanagawa, Japan. |