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 上町浄化センター

上町浄化センター バス停公郷1丁目下車 徒歩3分
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上町浄化センター
上町浄化センター
 当時の上町下水処理場、現在の上町浄化センターの通水式の様子です。
 1944年(昭和19年)、上町地区に建設されたのが、横須賀市の下水道の始まりです。戦後日本は、伝染病の発生防止など、公衆衛生の向上を目指して下水道の整備が進められましたが、資材難、財政難からなかなか普及しませんでした。
 経済や産業の発展、生活様式の変化によって、快適な生活環境の実現が求められるようになりました。
 1963年(昭和38年)、国の第一次下水道整備計画のもと、本格的に下水道の建設に着手しました。
 1966年(昭和41年)、上町下水処理場として横須賀市内に初めてできた下水処理場です。
 1970年(昭和45年)、高度経済成長による公害問題が多発したことから、下水道法が改正されました。「川や海の水質保全」が下水道の目的に加わりました。生活排水と雨水を同じ管で流す合流式から分流式に切り替えて整備が進みました。
 2005年(平成17年)、市街化区域で下水道の人口普及率がほぼ100%になりました。
写真撮影:1965年06月--日

下水道工事 バス停公郷1丁目下車 徒歩3分
 地図
下水道工事
下水道工事
 昭和40年頃の、下水道工事の様子です。現在の下水道工事と比べると、とても大規模に行われているわりには、工法は原始的ですねー。今時、こんな工法で工事を行う業者はいないですねー。
 下水道の今後の課題として、合流式下水道の改善、老朽化が進行している下水道施設の改築更新、大雨による都市型浸水対策など、快適で安全な生活環境の確保と、水環境保全という新たな取り組みも実施されています。
 標準活性汚泥法によって綺麗にされた下水は、薬品による滅菌後、平作川に放流され、平作川の水質改善の役割を担っています。一部旧市街地に残る合流式下水道のため、雨水排除の役割も担っています。一方、処理過程で発生する下水汚泥は、三春町にある下町浄化センターに圧送され、そこで処理されます。
 横須賀市は起伏が激しい地形のため、多くの施設が必要で、4ヶ所の浄化センターと、19ヶ所のポンプ場があります。
三浦半島観光地図:横須賀市三春町・下町浄化センター
三浦半島観光地図:横須賀市久里浜・平作川
上町浄化センター概要
所在地 公郷町1-25
運転開始年月日 1966年(昭和41年)6月
敷地面積 24,700u
処理面積 842ha
処理人口 80,000人
処理能力 49,800立方メートル/日
下水処理方法 標準活性汚泥法
汚泥処理方式 下町浄化センターへ汚泥圧送管で圧送
写真撮影:----年--月--日
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