正確な場所が良くわからなかったので、再び訪れてみることにしました。場所は、熊野神社のすぐ下。民家の脇です。
2年前と、まったく変わっていませんでした。
日本各地に狐塚などの名前がありますが、かつてキツネが田の神の使いと考えられていたため、田んぼの近くに塚を築いてキツネを祀りました。のちに、こうした場所に稲荷の小さな祠を勧請し、稲荷信仰が広がりました。
こうした小さな稲荷神社は、田の神として祀られ、田仕事をする農民の作業を見守り、稲の生長を助け豊かな実りを叶えてくれる神様として祀られています。
春の田植えの時期になると山からやってきて、秋の稲刈りの時期になると山に帰ると考えられていました。
|