そらいろネット > 三浦半島観光地図 > 横須賀市 > 西浦賀 > 大六天榊神社
見えてきました、大六天榊神社。浦賀奉行所跡のすぐ裏手にあります。 人が訪れることの少ない神社です。たまたま一人、映ってるけど。
この標柱は横須賀市長の横山和夫が書いたものです。かなりの長期間、横須賀市長を務めた人で、字が上手いから市内各地で碑文を書いています。
建物は小さいですが、ずっしりとした重量感があります。ドシーンとしてて、体裁が良いですよねー。 西浦賀地区の寺社って、小さくても立派なものが多いです。
「鏝絵」って、なんて読むかわかりますか? 「ナマズエ」ではありません、「コテエ」って読みます。 あまりメジャーなものではありませんが、左官職人がコテを使って漆喰で作る絵です。立体的でとても美しいので、私は好きです。 3Dな感覚が、現代的でもあります。
拝殿の左右に一対ずつあります。 どちらの作品も秀逸です!!
龍の彫刻も立派です。
こっそり、拝殿内部の写真を撮らせていただきました。 内部も良い感じです、狭いんだけど、空間が有効活用されて広々と感じます。 神聖な場所だからかなー。 そんなところにカメラを向けて、申し訳ない。ゆるしてつかあさい。
補修した狛犬でしょうか。迫力ある感じに直してあります。
上手に直してありますよねー。 三浦半島で良く見かける狛犬の体型とは、だいぶ違う姿の狛犬です。
こういった雰囲気の神社、とても落ち着くので私は好きです。 長い間、地元の人々の生活を見守り続けてきて、これからもずっと見守り続けるんだろうなっていう落ち着いた雰囲気があります。
大六天榊神社の説明看板です。 浦賀地区の寺社には、ほとんど必ず掲げられています。史跡めぐりの強い味方です(^^)
稲荷神社が合祀されていました。
顔が朽ちていますね。鼻づら部分が落ちてしまったので、まるで宇宙人のような姿になってしまいました。 良く見てみると、首も折れちゃったみたいです。 倒れたりしたのかな?
こちらのキツネは無事のようです。 おすまし顔で上品そうなキツネです。
手水舎のうしろに、洞窟がありました。 誰も住んでいないようです。
大六天榊神社の周辺には、謎の洞窟がいくつも口を開けていました。 詳しく調べていないのでわかりませんが、古墳時代のころの遺跡でしょうか?それとも、太平洋戦争時の防空壕でしょうか。 それとも、鎌倉時代のやぐらかな?
こんなところにも、洞窟の開口部を発見しました。 入り口はガレキなどを詰め込んでふさがれていました。 このあたり、地層が平行ではなく斜めになっているようです。プレートの活動によって、力が加わっているのかもしれません。