住所で言えば久村なのかなって思っていたら、佐原になるようです。
しかし、元々は現在地よりも100mほど久村寄りの丁字路の山裾にありました。現在は住宅が建っていますが、かつては広場になっていて、馬の金具をつけたり、牛をつないだりする小屋があり、子供たちの遊び場になっていました。
庚申塔は災いを防ぎ、幸福を招く意味で、村境に建てられることが多いです。元々は久村の境でしたが、住宅建設のためにこの地に移されました。
六基あるうち、最古のものは享保4年(1719年)、最新のものは天保13年(1842年)に建てられました。
茅山の地名については、「茅山」、「賀山」、「香山」の三種類あります。昔は読みさえ合っていれば、漢字はかなり適当に割り当てていたみたいです。
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