株式会社シャトル・ハイウェイラインの本社。横須賀港(久里浜港)-大分港(大存埠頭)間を結ぶ高速フェリーでしたが、一度もその姿を見ることなく倒産してしまいました。せめて船の姿くらいは、最低でも発着場所くらいは見ておきたかった・・・。乗ってみたかったんだけど、残念だなー。
ニッポー物流サービスなど九州地区の中堅陸運会社が中心となって設立されました。北九州市の日本磁力選鉱や、京浜急行電鉄、横須賀市なども出資し、株主として名を連ねていました。1999年(平成11年)12月3日、株式会社シャトル・ハイウェイラインは設立されました。
2000年10月、に大分〜横須賀間の一般旅客定期航路事業の免許を取得し、2002年から新造船2隻で運航を予定していた。しかし資金難から建造を断念。九越フェリーが保有していた「れいんぼうべる」、「れいんぼうらぶ」を買収する方針に変更しましたが、交渉がまとまりませんでした。船舶購入の目処が立たず、就航はズルズルと延期になりました。
最終的には、かつて商船三井フェリーが運航し、退役後長崎市の船舶保有会社ハヤシマリンが保有し、長崎港に係船されていた中古船2隻を購入し、2004年4月17日から運航が開始されました。長距離トラックの利用しやすい運航ダイヤに設定したため、旅客に関しては重点が置かれませんでした。就航開始から数ヶ月は1便にトラック数台ということが普通で、貨物・旅客ともに乗船ゼロというケースもありました。地道な営業努力と、関東・九州間で競合するマリンエキスプレスの撤退などの結果、徐々に乗船台数は増加し、満船も珍しくなくなった時期もありました。
Tourist Information & Historic Spot. Shuttle Highway Line, Shinkocho, Yokosuka City, Kanagawa, Japan. |