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萬蔵寺に行く途中、浦賀道を通ることになります。もちろんですが、浦賀水道ではありませんよ(^^ゞ
江戸から、金沢、田浦、逸見、汐入、深田、大津を経て、浦賀へといたる昔の道です。浦賀に奉行所が建てられ、浦賀道が整備されたということになっています。
書籍などにもなり有名になってしまった浦賀道ですが、実は実際には存在しない道だったんですよ(^^ゞ。江戸〜浦賀への交通は、陸路ではなく、もっぱら船を利用していました。
本当のところは、江戸〜浦賀へと通じる道ではなく、近隣住民が使用する生活道路だったのでしょう。郷土を愛する気持ちから、ついつい浦賀道を捏造してしまったのではないかと思いますが、愛すればこそ、史実を曲げてしまうのは良くないのではないかなーと思います。 |
写真撮影:2007年05月21日 |
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浦賀道から萬蔵寺へと向かう参道です。
萬蔵寺は、直線距離や地図を見る限りでは、汐入駅から近いのですが、実際に行ってみると意外と時間がかかるんですよ。階段をずーっと登り続けていかなければならないので・・・
僕のように足腰の弱ったひきこもりには、修行のようなつらい道のりです。
ところで、「萬蔵寺」はどう書けばいいのかな?「萬藏寺」と書くみたいなんですが、今はあまり一般的ではないですよね・・・。「万蔵寺」でいいのかな? |
写真撮影:2007年05月21日 |
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萬蔵寺の境内は、手前に墓地があり、その一番奥に本堂が建っています。境内には地蔵や仏像なども建っています。
こちらのお寺の住職さん、園芸が好きなのでしょうか?たくさんの綺麗な花が咲いていました。長い階段を登ってきただけに、花が咲いている姿を見ると、ホッとしますねー。
僕も植物が好きなので、しばらく史跡巡りを忘れて、植物を鑑賞していました。 |
写真撮影:2007年05月21日 |
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このお寺は曹洞宗のお寺です。
山号は秋葉山といいます。良い名前ですねー、ちょっと萌えちゃいます!!
秋葉三尺坊大権現と書かれてあります。防火の神様ですね。神仏混合のころ、秋葉神社と秋葉寺は同じように扱われていたので、その当時の名残なのかな。総本山は、静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社になります。 |
写真撮影:2007年05月21日 |
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南無地蔵願王尊は、御願地蔵とも呼ばれます。あらゆる願いごとを聞いてくれるお地蔵さまのことです。地蔵本願経では十の福徳を与えてくれる「地蔵十福」、十のご利益を授けてくれる「地蔵十益」の徳があると説かれています。
左肩には、子供を抱きかかえています。下にも小さな地蔵尊がありますが、やっぱり左肩には子供を抱きかかえています。
真言は「おんかーかーかびさんまえいそわか」なのだそうです。良くわからないので、とりあえず「お金持ちになれますように」とお願いしておいた(^^ゞ |
写真撮影:2007年05月21日 |
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良くわかんないので洞爺観世音菩薩って書いてありました。
洞爺っていうと、北海道の洞爺湖くらいしか思い浮かばないのですが・・・。洞爺湖は北海道なので、アイヌの人々が住んでいた場所だから、仏教とは繋がりはないように思います。
良くわからないので、詳しいことは住職さんにでも聞いてください! |
写真撮影:2007年05月21日 |
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