ルックダウン

[和名・種類]

ルックダウン

[学名]

Houttuynia cordata

[英名]

Look down

[名前の由来]

顔を見下ろしているような姿から。
別名、シロガネアジ（白銀鯵）。

[分布]

西太平洋の亜熱帯域

[科名]

スズキ目アジ科ヒラマナアジ属

[特徴・生態]

　沿岸の砂底や泥底の浅場などに生息するアジの仲間。
　身体は体高が高く扁平で、体長は20cm〜30cmになります。体色は銀色に輝きます。側線は大きく湾曲します。眼は顔の中央部にあり、口は極端に下端にあります。
　小魚、エビ、カニ、ゴカイなどを捕食します。
　特有の風貌から、水族館や観賞魚として飼育されることが多いです。現地では食用にされます。

[レポート]

　ルックダウンの写真です。
　ついつい、「ルックダウンの顔写真です」と言いたくなるほど、特徴的な顔をした魚。日本語では絶壁頭という言葉に近い、絶壁顔です。この見下ろすような顔をしていることから、ルックダウンという英名が付けられました。見下しているわけではありません。
　標準和名はシロガネアジです。和名の由来は、白銀のようなピカピカと光る体をしていることから。和名の由来は、それほど面白くないですね(^^ゞ
　水族館でもルックダウンという名前で展示されているため、ルックダウンという名前が一般的です。
　日本国内には生息していませんが、水族館に展示されることの多い魚です。値段はかなり高いのですが、観賞魚店にも入荷されることがあります。肉食性の海水魚なので、飼育はかなり難しいです。食べることもできるんだけど、肉が薄いので、あまり好んで食用にされるというわけでもないみたいです。

[写真撮影]

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