そらいろネット > 身近な生き物図鑑 > 魚類図鑑 > アジ科 > マアジ

マアジ


マアジ

[和名・種類]

マアジ

[学名]

Trachurus japonicus

[英名]

Japanese jack mackerel

[名前の由来]

真鯵。真のアジのこと。
別名、アジ、メダマ、ノドクロ、クロアジ、キアジ、キンアジ、アカアジ、ヒラアジ、ホンアジ、トツカアジ、トツカワ、オオアジ、ゼンゴ、キンベアジ。

[分布]

北海道以南・東シナ海

[科名]

スズキ目アジ科マアジ属

[特徴・解説]

 大きな群れを作って沿岸域の中層〜低層を群泳するアジ科の海水魚。
 体長は約50cmになります。体は紡錘形で。やや側扁します。背面は暗緑色か黄褐色で、腹面は灰白色、楯鱗は黄色をしています。側線上には一般的にゼンゴ、ゼイゴと呼ばれる稜鱗(りょうりん)があり、棘状の鱗が69個〜72個並びます。尻鰭の前に、折り畳まれて目立たない2本の棘があります。居つき型と回遊型とで、体形が異なります。
 魚群は春夏に北上し、秋冬には南下します。早春〜夏の水温15度〜18度の各地で産卵が行われます。体長が約2cmまで成長すると沖合表層に移動して生活し、その後、沿岸に移動して生活します。幼魚や若魚は、豆鯵、ジンタなどと呼ばれます。
 食性は肉食性で、動物プランクトン、甲殻類、多毛類、イカ、ほかの小魚などを捕らえて食べます。
 食用として重要な魚種です。漁獲量が多く大衆魚の代表でしたが、1960年代後半頃から減少しています。肉質が良く、旨み成分の多い魚で、から揚げ、干物、刺身などで食べることができます。漁獲量の減少により、近海物は鮮魚、干物は冷凍で輸入される近縁種が利用されています。

[観察・感想]

 三重県産の小アジの写真です。
 残念ながら地元産のアジではないんですよー。地産地消が叫ばれている世の中ではありますが、三浦半島産ではなく、三重県産です。
 小アジなので、お値段の方もお手頃です。これだけ入っていて、138円でした。小アジなので、本当に小さいんだけどね。あんまり食べる人がいないし、調理法も限られてしまうので、値段が安くなるのかなぁ〜。小アジの場合、1匹ずつ刺身にすることもできないし、焼き魚にできるわけもないし。油で揚げるくらししか、調理法がないんですよね。
 今回は、小アジの素揚げにしてみました。簡単な料理ですが、意外と手間がかかります。よゐこの無人島生活で、浜口クンが良く作ってるのと同じです。
 内臓を取り除いて、軽く片栗粉をまぶします。あとは油で揚げるだけなんだけど、2度揚げするのがポイントなんです。面倒臭いかもしれませんが、ぜひぜひ2度揚げしてください。2度揚げすることで、骨まで食べられる、カリカリとした小アジの素揚げが出来上がります。頭も尻尾もパリパリに揚げることができるんですが、なぜかヒレだけはパリパリに揚がらないんですよー。ヒレは取り除いた方がいいのかな?

[写真撮影]

2008年08月18日

[関連ページ]
マアジ
マアジ
マアジ
マアジ
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・無料で塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  身近な魚類図鑑-アジ科  
ルックダウン そらいろネット ブリ
Copyright そらいろネット All right reserved.
mixiチェック
このエントリーをはてなブックマークに追加