[和名・種類] |
ニホンイシガメ |
[学名] |
Mauremys japonica |
[英名] |
Japanese pond turtle |
[名前の由来] |
日本に生息するイシガメの仲間。
別名、ゼニガメ(銭亀)。 |
[分布] |
本州以南 |
[科名] |
カメ目イシガメ科 |
[特徴・生態] |
山間部、山麓部の湧水のある池、山間の湖沼、田んぼや周辺の小川などに生息するイシガメの仲間。
オスは甲長が約14cm、メスは約21cmになります。背甲はやや扁平で、幼体は3本のキールを持ちますが、成長につれて不明瞭となり、成体では1本だけが断続的に残ります。背甲の後縁には鋸歯があります。
クサガメに比べ、遊泳が巧みで、低温に強く、流れの速い川でも生息できます。しかし、高温に弱く、水質悪化に敏感です。雑食性で、水生動物やその死体、水草、果実などを食べます。
水質汚染やコンクリート護岸により、個体数が減少しています。 |
[感想] |
ニホンイシガメの写真です。
単にイシガメといえば、ニホンイシガメのことを指します。ペットショップでは、子供のニホンイシガメを、ゼニガメという名称で販売されていたりします。でも、ゼニガメを飼育していたら、親になるとクサガメになったりすることもあります。たまに、そういうこともあるみたいです。
ミシシッピアカミミガメ、通称、ミドリガメが急速に増加したため、日本の池沼ではイシガメやクサガメはほとんど見られなくなってしまいました。もともと個体数が多いわけではないのに、外来種のミシシッピアカミミガメに生息環境を奪われてしまったため、地域によっては絶滅が危惧されているカメとなっています。
ペットショップで販売されているものは、国産のニホンイシガメ以外にも、中国産や韓国産などがあるみたいです。日本国内で販売されているから、必ずしも国内のニホンイシガメというわけではないみたいです。
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[写真撮影] |
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