ヒジキ

[和名・種類]

ヒジキ

[学名]

Hizikia fusiformis

[英名]

Hiziki

[名前の由来]

鹿尾菜。鹿のしっぽに似た味がすることから。

[分布]

日本各地

[科名]

褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科

[特徴・解説]

　波がやや強い潮間帯中部の岩上を這うように茂る、ホンダワラの仲間。
　長さ30cm〜100cmになります。付着器は黄褐色の繊維状で、岩上に付着します。根元から円柱状の主枝が数本出ます。主枝から紡錘形と棍棒状の小枝が左右に出ます。
　春〜初夏の成熟期、主枝の分枝する根元から、小球の生殖器床が出ます。幼体は小型の紡錘形で、長さ0.5cm〜1.2cmです。気泡内に髄糸が存在します。
　早春〜晩春にかけて、日本沿岸の特産物で食用になります。食用に刈り取っても、翌年には根から新芽を出します。苦みが強いため生食はできず茹でてから食べるため、茹でられた乾物が流通しています。

[観察・感想]

　砂浜に打ち上げられていたヒジキの写真です。アカモクかなーとも思ったんですが、ヒジキであってると思います。
　いつも食べているヒジキと、ちょっと違うかな？食べている状態のヒジキと、海に生えている状態のヒジキ、外見がちょっと異なるかもしれないですね。私自身、食べているヒジキと印象が違うので驚いたくらいなので。正直なところ、海に生えている状態のヒジキを見ると、食欲がなくなってしまいます(^^;)
　貧乏生活な貧困生活を送っていますが、ヒジキは落ちていても拾って帰らないんですよ。食べられるのは知っているんですが。もちろん、外見がアレだからとかじゃなくて。食べられる状態にするまで時間がかかるので、持って帰る手間とか、調理にかかる時間やガス代を考えると・・・。乾燥ヒジキを買った方が安いんじゃないかなって思ったりして(^^;)
　ヒジキが食べられるようにするには、どのくらいの時間、煮ればいいのかなー。たしか・・・、一度蒸すか茹でるかして天日干しして、もう一度蒸して天日干しして、パック詰めして店頭にならぶんじゃなかったかな。生のままだと、苦くて渋いって聞いたことがあります。

[写真撮影]

2009年03月17日