[和名・種類] |
アメリカザリガニ |
[学名] |
Procambarus clarkii |
[英名] |
Red swamp crawfish |
[名前の由来] |
亜米利加?蛄。アメリカからきたザリガニのこと。
別名、ザリガニ、ザリ、エビガニ、マッカチン。 |
[分布] |
北アメリカ南東部原産 |
[科名] |
エビ目アメリカザリガニ科 |
[特徴・生態] |
平野部の水田、用水路、池など、水深が浅くて流れのゆるい泥底に住む、ミシシッピー川流域原産のエビの仲間。
1927年にウシガエルのエサとして、神奈川県鎌倉市に20匹が持ち込まれました。その養殖池から逃げ出した個体が、北海道を除く日本各地で繁殖したと言われています。
体長は約8cmになります。体色は赤褐色です。
5対の歩脚のうち、第1脚は大きな鋏脚になります。特にオスの鋏脚は大きく発達します。
雑食性で、藻類、水草、小魚、オタマジャクシ、水生昆虫、動物の死骸など、ほぼなんでも食べます。飼育する場合はコリドラス用のエサが適しています。
繁殖期は夏で、交尾を終えたメスは直径2mmほどの大粒の卵を数百個産卵し、腹に抱えて保護します。ふ化した子供はしばらくメスの腹脚に捕まって過ごします。体長4mmほどで、すでに親と同じような形をしています。水槽内での繁殖も容易ですが、共食いされないように注意が必要です。 |
[レポート] |
甲殻類の図鑑を作ってはみたものの・・・。掲載できる写真がアメリカザリガニばっかりだー(^^;)
普通の生活を送っていると、甲殻類に出会う機会ってのはほとんどないんだよね。お金がないから、カニを買ったりするようなこともないし。乾物の干しエビの写真じゃあ、ちょっと寂しすぎるし・・・
アメリカザリガニはもちろん、アメリカ原産のザリガニです。日本にはニホンザリガニが生息していましたが、残念ながらアメリカザリガニに駆逐されてしまったようです。自分が子供のころはまだ、ニホンザリガニがいたんですけどねー。沼が多かったからかな?田んぼがあったからかな?
貴重な存在だったはずのニホンザリガニですが、小さいから人気がなかった・・・。大きなアメリカザリガニがやっぱり人気者でした。水槽で育てているやつがいて、見たこともないくらい大きなアメリカザリガニに育っていたよ(^^;)
日本国内ではウチダザリガニっていう巨大ザリガニがいるけど、海外では1m以上にもなるザリガニがいるみたい。考えられない大きさだよー、ザリガニが犬より大きいんだよー。 |
[写真撮影] |
2007年11月14日 |
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