[名前・種類] |
イワガニ |
[学名] |
Pachygrapsus crassipes |
[英名] |
Lined shore crab |
[名前の由来] |
岩蟹。岩場に生息するカニのこと。 |
[分布] |
北海道以南、朝鮮半島、ハワイ諸島、ガラパゴス諸島、オレゴン州以南の北アメリカ太平洋岸 |
[科名] |
エビ目カニ下目イワガニ科 |
[特徴・生態] |
外洋性の磯の潮間帯の上部にもっとも普通に生息するカニ。
甲幅は3cm〜3.5cmになります。雄の方が大きくなります。甲は丈夫で、前方にやや広い広角形で、側縁より斜め内側に走る線状のしわが多数あります。額の前縁は波状に突出します。甲の側縁には1歯があります。
はさみは左右で同じ大きさをしています。歩脚は幅広く、褐色の剛毛が列生します。
水から出ていることの方が多く、岩の割れ目に潜んでいたり、岩の上を素早く移動したりします。食性は雑食性で、フナムシや小魚を捕食しますが、海藻も食べます。
明治時代以降に、北アメリカ沿岸からやってきた外来種と考えられています。逆にアメリカには日本のイソガニが移入しています。 |
[感想] |
イワガニ科の中では、ちょっとゴツいカニ、イワガニの標本。
外洋性のカニだからかなー、あんまり見かけないんですよねー。それとも、岩の隙間に隠れているから、見かけないのかな?警戒心が強いらしくて、人がいる間は出てこないらしいんだよね。それで人がいなくなると、いっせいに出てくるらしいんだけど。
三浦半島は東京湾と相模湾にはさまれてるから、個体数そのものが少ないのかな?ただ単純に自分の行動範囲内に生息していないだけかな?見つけたら、生きている写真を撮りたいね。 |
[写真撮影] |
2007年09月26日 |
[関連ページ] |
|